北海道のお客様からのご依頼で、タダノRCS-MM2送信機の点検・修理をしました。
「時々電源が入らない、電波が弱い」というご相談です。
不良解析の結果、様々な問題が判明しました。
以前修理された方が応急処置として基板にスペーサーを入れていますが、基板が反り返り応力に耐えれず破損しています。
その結果基板パターンが断線し、しかもCH2の発振回路に負荷がかかり破損しています。
さらに基板スルーホールも数ヵ所断線しています。
パターンとスルーホール断線修理で何とか電源回復し、CH1のみ232MHz正常に戻りました。
スイッチカバーゴム損傷が酷く中古品に交換、アンテナ修理で完了です。