RC-31R-Hk送信機点検・修理(リーク電流)

2024年12月10日 13:43

鹿児島県のお客様からのご依頼で、古河ユニックRC-31R-HK送信機の点検・修理をしました。
「電池交換しても、すぐに電源が入らなくなる」というご相談です。
不良解析の結果、スイッチを押していない無作動状態で3.7mAの電流が流れていることが判明しました。
基板・FFC端子が激しく腐食して、端子間に発生した不純物でリーク電流が発生したと思われます。
スイッチを押した状態では18mA正常です。
基板・FFC端子の腐食修理で正常な導通に回復しました。
またゴムシールパッキンの劣化で湿気が入って腐食したと思われますので、防止加工しました。
電源・各操作スイッチ・送信電波正常です。

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