鹿児島市のお客様からのご依頼で、極東開発工業コンクリートポンプ車ラジコンRK17-10DSの点検・修理をしました。
普通のトラックラジコン・カニクレーンラジコンと違い大きく複雑な構造です。
「時々旋回不良がある」というご相談ですが、送信機2台と受信機1台の基板の全回路チェックに丸2日かかりました。
しかし特に異常ありません。
残るはバッテリーです。
ニッカド電池仕様のため、フル充電から1分ごとの電圧低下を調べたところ大きな問題が判明しました。
130mAの負荷で、わずか20分程度で4.8Vまで低下、作動不良を起こしています。
3Dプリンターを駆使してニッケル水素電池のバッテリーを作成し容量アップしたところ、問題解決できました。
これで実車テストしていただき、問題があれば車側の原因と思われます。